2008-01-01から1年間の記事一覧

P4日記 その2

以下ネタバレ。3のネタバレもあるかも。 5/9までクリアしてるけど、四月半ばまで。 あらすじ② 花村陽介編 ペルソナの力でシャドウを撃退した主人公は、陽介と共に酒屋内に潜入する。 異世界は現実世界とリンクしているらしく、その場所でかつて行われていた…

P4日記 その1

ネタバレを含みまくる。ついでに3のネタバレもあるかも。 5/9までクリア。とりあえず、4月半ばの分まで書く。現在までのあらすじ① 導入部 両親の仕事の都合で、都会育ちの高校生・高原日勝(うちの主人公の名前)が、稲羽市に転校してくるところから物語は…

ペルソナ4

発売日に予約購入。そんな買い方をするゲームなんて、ここ数年はスパロボだけだったので、まだどこにもネタバレが無いと言うか、「攻略は俺たちが今から作っていくんだぜ」的ライブ気分を感じながらプレイするのは本当久しぶり。 とりあえず初期印象は、P3…

2008年32号

弱虫ペダル ロードレーサーを手に入れてここからが本番だぜ。 「速く走るために、不要な物すべてをそぎ落とした完成形。それがロードレーサー」的な説明が熱い。こういう、それなりに知名度はあるけどどちらかと言えばマイナーなアイテムや競技にアオリが着…

P3日記その11

物語の結末に関わる重大なネタバレあり。 岳羽ゆかりについて 終わってみれば正ヒロインではありませんでした・・・!という屈辱。もともと普通気味の子が、心の壁を乗り越えて安定期に入ったら本当に目立たなくなっちゃって、美鶴先輩の覚醒イベント以後は…

2008年31号

ワンピース 三大ルーキー大暴れ。くま登場でキッドさん大ピンチ。 キッドさんが鉄雄みたいなことしながらむちゃくちゃ格好いい。今までに出てきた敵で、ここまで格好いい漢がいただろうか。顔とかはベラミーとかあの辺の雑魚と似たようなものなのに。 能力は…

『メイド諸君! 4巻』きづきあきら サトウナンキ

最終巻。これを書く前に1巻の感想を読み直したりしたわけだが。なんというか。 バトルロワイヤルとかで、必死で逃げたり戦ったりする中学生を「ハハハー」とか笑いながら見てたら、いつの間にか自分の後頭部に銃口を突きつけられていたような、そんな漫画で…

2008年30号

月光条例 鉢かづきがラーメン屋に就職する話。 なんと月光の出自はみなしご。これでほぼ、月光がおとぎ話の世界の住人であることは確定でいいと思う。 「狼と羊飼いの少年」ではない気がする。住人が5日戻らなくなったら消滅するわけだから、「誰も知らない、…

『ジエンド 炎人―The last hero comes alive』村枝賢一

マガジンZのナイス企画、『ヒーロークロスライン』の看板作品。周りの人間に広めるためこつこつと買い続けていたが、先日ついに1,2巻の7セット目を購入。大体周囲に行き渡ったので感想でも書いてみる。 あらすじ 20世紀末に起こった、オルタレイションバース…

『インディ・ジョーンズ4 クリスタル・スカルの王国』

公開初日にレイトショー。なのにあまり人が入っていなかったので、「お前らインディアナをなめてんのか!」と思ったとか思わなかったとか。エヴァの時はほぼ満席だったしなー。 基本的に洋画は字幕派なのだけど、今回は一緒に見に行った友人の要望もあって吹…

08年29号

なんか最近小学館が大変そうなので再開してみる。三週続いたら褒めてもらいたい。 キン肉マン スグルの結婚前夜。もとい当日。 ああ…ブロッケンJrに腕がある。ラーメンマン健在…。2世の今の展開はどう収拾をつけてここに繋げるんだろうと思ったが、よく考…

P3日記その10

以下ネタバレ含む。 コミュについて クリアした時点で達成できなかったコミュは 生徒会、文化部、桐条美鶴、山岸風花、生徒会会計、運動部マネージャー の計6つ。恋人系コミュは岳羽ゆかり以外ほとんど進められていない辺り、性格が出た気がする。FESでは計…

P3日記その9

以下ネタバレを含む。 1月31日からエンディングまで。 主人公たちの居る町の中の、ごく狭い規模の話だと思っていたのに気がついたらそれが世界滅亡の危機にまで直結していたという流れ。セカイ系か。ペルソナシリーズはテーマの都合上、毎回セカイ系になる気…

P3日記その8

はてダラが繋がらなくなったりネットが繋がらなくなったり、プレイ意欲が減退したりしてついに中断してしまっていたP3日記ではあるが、今月頭になんとかクリアできたので、いろいろ書いておく。たまにはちゃんと締めてあるコンテンツがあっても良いと思っ…

シューテム・アップ鑑賞後に

…と、いう感想を覚えてほくほく気分で家に帰ってから見たニュースが、秋葉原で無差別のアレである。フィクションだからこそ楽しめた物を味わった後に、現実に訪れる胸くその悪い事件。これほど自分の趣味を大ファックされたことは無かったので、本当に気分が…

『シューテム・アップ』

売り文句が『弾丸(タマ)んねー』という時点でかなりどうしようもない感じの映画。このフレーズで映画の存在を知り、目覚ましテレビの特集で映画のコンセプトを知り、こちらの感想を読んで見に行くことに決める。最近、悪い意味で頭の悪い映画しか見てなか…

『風林火山』井上靖

昨年の大河ドラマ『風林火山』は割と毎週楽しみに見ていたのだが、そのときの熱がさめてから読む原作というのもなかなか乙。勘助の台詞が大体全部、内野聖陽さんの声で再生される感じで。晴信は市川亀治郎。ソニー千葉も竜雷太も出てくるステキ小説。 この脳…

『流れよ我が涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック

古典のお勉強。いまいちセンセーショナルさが理解できなかった。 まあ、やるせない話だったが、SFって大体やるせないしなあ。流れよ我が涙、と警官は言った (1981年) (サンリオSF文庫)作者: フィリップ・K.ディック,友枝康子出版社/メーカー: サンリオ発売…

『時砂の王』小川一水

タイムトラベルSF。話でけー!あらすじ。 未来の人類は大体地球を飛び出し、太陽系内を有効活用しながら繁栄していたんだけど、外宇宙から謎の軍勢が攻めてきてほぼ絶滅しちゃったよ→絶滅寸前のタイミングで、なんとかタイムマシンで一部隊だけ過去に送り…

『七瀬ふたたび』筒井康隆

不勉強にして筒井康隆の本はこれでまだ6冊目なのだが、この辺でようやく一つパターンを掴んだかなと思う。前作『家族八景』は人間ドラマだったのに、こっちはSF。同じ主人公なのに。こういう舞台変換を平然とやってしまえるのが筒井康隆なのか。七瀬は絶…

『家族八景』筒井康隆

自分がヴィレッジヴァンガードを敬遠しているのは多分、あの店に漂う「うちは普通とはちょっと違うよ」「我々は判ってる人間です」的な空気に拒否感を覚えるからだと思うのだが、多分それは自分で少なからず似たようなことを考えていることへの同族嫌悪みた…

『狂骨の夢』京極夏彦

今「きょうごくなつひこ」と打とうとして、「きょうごくのゆめ」と打ってた。なんとなく、同じようなミスをした人は多いんじゃないかと思う。 あらすじ。何かまた殺人事件が起こったので、関口君が周りに色々言われながら頑張る話第三弾。 『姑獲鳥の夏』の…

『屍鬼(1)〜(5)』小野不由美

ジャンプSQで藤崎竜先生が連載中の同タイトル漫画の原作。冒頭の二話で既に面白そうな予感がしていたので、1巻だけ買ってあった。あらすじ。山に囲まれた閉鎖的な村で、不自然な死が起きる。それは最初あまりに小さな出来事であったため、村人の誰も気付…

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』フィリップ・K・ディック

ブレードランナーは見ていない。 タイトルだけでもう勝利しているような、買うだけ買って積んであったシリーズのうちの一冊。そんな本が山のようにあるので困る。 こういう、感覚的にSFSFしたのは久しぶりに読んだ。デモリションマン小説版以来か。アン…

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』本谷有希子

あらすじ。「私は才能の塊なので女優になります」と言って上京していった姉が、両親の死をきっかけに一時帰省してきた。傍若無人な姉と、それに振り回される妹と、顔の怖い兄と、幸薄い兄嫁の四人の家族が織り成すハートフルストーリー。ハートフルというよ…

『サクリファイス』近藤史恵

しばらくブログが書きにくい環境にあったので、まとめて書く。今も環境は変わってないんだけど。まず二月に読んだ小説。多分いろいろ忘れて抜けていることがある。父が読みたい読みたいとやかましかったから買ってあげたら面白かったらしいので自分も読んだ…

『夜市』恒川 光太郎

友人が貸してくれた、怖くないタイプのホラー。あらすじ。 何年に一度か、時空を越えて現れる『夜市』と呼ばれるフリマを訪ねた大学生の男女が買い物するだのしないだの。売っているのは『岩に刺さった伝説の剣』とか『野球選手の才能』とかそう言うもの。気…

『リボルバー』佐藤正午

あらすじ。 レイプ現場に遭遇した少年が、助けようとして返り討ちにあって物凄い無力感と「このままじゃ俺駄目になる」的危機感を植えつけられたので、偶然手に入れた拳銃を手に、レイプ犯に復讐する話。レイプ犯は帰省してしまったので北海道まで追いかける…

『Yの悲劇』 エラリー・クィーン

1年前に友人に借りていたのを今さら読了。 エラリー・クィーンは読んだことがなかったが、『読者への挑戦状』の人だと聞いていたのでそれを楽しみにしていたら挑戦状は無かった。まあ、多分そのうち挑戦状の入った奴も読むだろう。 と、言う訳で、内容は歴…

嫌いな物と批判する物

自分の本当に嫌いな物に対し、「その物が、いかに自分にとって駄目であるか」を説得力を持って語ることが出来ない。嫌いな物を隅々まで、骨子が理解できるまで見る気にはなれないからだが。 例えば、ある漫画の、あるシーンが原因で、その漫画のことが本格的…