2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『屍鬼(1)〜(5)』小野不由美

ジャンプSQで藤崎竜先生が連載中の同タイトル漫画の原作。冒頭の二話で既に面白そうな予感がしていたので、1巻だけ買ってあった。あらすじ。山に囲まれた閉鎖的な村で、不自然な死が起きる。それは最初あまりに小さな出来事であったため、村人の誰も気付…

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』フィリップ・K・ディック

ブレードランナーは見ていない。 タイトルだけでもう勝利しているような、買うだけ買って積んであったシリーズのうちの一冊。そんな本が山のようにあるので困る。 こういう、感覚的にSFSFしたのは久しぶりに読んだ。デモリションマン小説版以来か。アン…

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』本谷有希子

あらすじ。「私は才能の塊なので女優になります」と言って上京していった姉が、両親の死をきっかけに一時帰省してきた。傍若無人な姉と、それに振り回される妹と、顔の怖い兄と、幸薄い兄嫁の四人の家族が織り成すハートフルストーリー。ハートフルというよ…

『サクリファイス』近藤史恵

しばらくブログが書きにくい環境にあったので、まとめて書く。今も環境は変わってないんだけど。まず二月に読んだ小説。多分いろいろ忘れて抜けていることがある。父が読みたい読みたいとやかましかったから買ってあげたら面白かったらしいので自分も読んだ…