『メイド諸君! 4巻』きづきあきら サトウナンキ

最終巻。

これを書く前に1巻の感想を読み直したりしたわけだが。なんというか。
バトルロワイヤルとかで、必死で逃げたり戦ったりする中学生を「ハハハー」とか笑いながら見てたら、いつの間にか自分の後頭部に銃口を突きつけられていたような、そんな漫画でした。俯瞰で眺めてたら自分が当事者でしたー、みたいな。

全巻通して、裸足で逃げ出したくなるような刺々しさは常に感じていたんだけど、この巻は本当に酷い。毎話のように膝が抜けるような言葉のブローを、こちらの逃げ道を一つ一つ確実に潰すように配置して繰り出してくる。特にエピローグの心地悪さは正直トラウマになりそうだった。

色々と考えたけれど、何か書こうとしたらイップスに陥るので、とりあえず読んだことをメモするに留めておくことにする。いつか何かしらまとまった物を書けるようになりたいものだ。

メイド諸君! (4) (ガムコミックスプラス)

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