『封仙娘々追宝録 天を決する大団円(上)(下)』ろくごまるに

数年ぶりに買った富士見ファンタジア文庫は本の装丁がリニューアルされていて、この最終巻だけ背表紙が違うものだから本棚に並べて収まりが悪いのであった。

シリーズを掛けて張ってきた膨大な量の伏線を、とにかく回収して回収して決着をつけることに腐心した跡がうかがえて、胸が熱くなるのだけど、やっぱり話のまとまりは悪かったなあ。
夜主が龍華に似ている理由、とかは回収されてない気がするし。

なんにせよ、完結してくれてよかった。