『仮面ライダー555 DVD6巻』
感想書きそびれてたけど、既に7巻まで見てしまっている。出来れば手短に行きたい。
あらすじ
琢磨にベルトを奪われたものの、すんでのところで巧と木場は難を逃れる。しかし冴子や他のオルフェノクの追撃は止まない。絶体絶命の窮地に陥ったところで、琢磨からベルトを取り戻した草加が、新たな力、アクセルメモリーを手土産に姿を表す。
アクセルメモリーの力でファイズアクセルフォームに進化を遂げた巧は、圧倒的な力で冴子たちを返り討ちにするのだった。
業を煮やした村上は、改めてジェイに変わる、新しいラッキークローバーのメンバーを探すことを画策する。
巧たちの側では、真理を中心とした人間関係に変化・確執が生まれ始める。真理が木場に好意を抱いていることを知った草加は、本心を隠して木場に接触。彼がオルフェノクだと知ったことで、彼を排除しようとする。草加の偏執的なまでの真理への想いを訝しんだ巧は、草加に真意を問い質すのだった。
感想
- 仮面ライダー・乾巧の完成
- ピザ屋の店長・ドルフィンオルフェノクの一件で、乾巧は完全にブレない軸を手にしたことを証明しましたね。
- 「あんたは人間だ。これからも人間として生きてゆけ」ということで、オルフェノク=怪物ではない。オルフェノクもまた人間である。そして「人間を殺すオルフェノク(人間)を倒す」という罪は、全部俺が引き受けるよ、と。
- これ以降の巧は、なんとなくかなり器の大きい人間になっちゃったような気がする。草加のクズい部分もしっかり受け入れて相手してるし。木場とかとの人間関係も良好。成長したんだなあ。
- オルフェノク=人間ということで、以後なんとなく自分の中で、この「仮面ライダー555」は人間対人間のドラマとして見るようになった気がするなあ。詳しくは7巻の感想で書く。
- 奪われる率がえらい高いファイズベルト
- この6巻の冒頭で琢磨さんにベルトを奪われ琢磨ファイズに襲撃された巧っくんは、6巻のラストで海堂にベルトを盗まれ琢磨ファイズに襲撃されるのでした。4話中2話盗まれてるんですけど。
- 思えばこの作品は冒頭から、しょっちゅうベルトが奪われて敵がファイズになって酷い目に遭っている。適当に数えただけで、既に4回くらい、オルフェノクがファイズに変身している。
- これは結構象徴的なことで、敵が主人公ライダーに変身するって、他のライダーには在り得ない展開なんだよな。この世界の仮面ライダーは、決して特別な正義の象徴ではないという。巧が変身しない限りはヒーローではない。良いも悪いもリモコン次第。そう思うと、本当に独特なライダーだなー。
- 超格好いいアクセルフォーム
- クロックアップの原型・アクセルフォーム。
- 10秒間だけ1000倍の速度で動けるという脅威の力で、あれだけ強敵だったラッキークローバーも赤子をひねるようにボッコボコだ。琢磨さんとナマコオルフェノク相手に見せた2段クリムゾンスマッシュは素晴らしかった。こう言っちゃ何だが、後の仮面ライダーアクセルトライアルより格好いいよ。
- あまりに無敵すぎるのか7巻になったら出て来なくなったけど。
- 真理周りの恋の鞘当てというか、草加大暴走というか。
- その他
という訳で、7巻も早めに感想をば。
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2004/03/21
- メディア: DVD
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