『侍戦隊シンケンジャー 第八幕 花嫁神隠』

あらすじ
外道衆によって、結婚式最中の花嫁が次々に攫われると言う事件が発生。シンケンジャーたちは自らが新郎新婦の扮装をして、囮となる計画を立てる。
丈瑠の案じた策の結果、黒幕である薄皮太夫のもとにたどり着き、打倒するシンケンジャーであったが、あと一歩のところではぐれ外道・腑破十臓の乱入により、薄皮太夫を取り逃がしてしまう。

感想

  • 茉子回と見せかけて太夫&十臓の顔見せ回。
  • 冒頭、綺麗なウェディングドレス姿の茉子が映ったところで、DVDが不調を訴え映像が停止。画面いっぱいに変顔で固まった茉子が映る。ディスクに傷があったようだが、なんとも不憫だった。
  • 第一回茉子偽装結婚作戦は空振り。
    • 流之介「おーのーれー外道衆!!」千明「なにが『おのれ』だ」の会話に笑う。本放送の時は、この30分後に鳴滝が「おのれディケイド」と言っていたに違いない。
  • 薄皮太夫の目的は、幸せ絶頂の花嫁たちを絶望にたたき落とすことでその嘆き悲しみの音色で花嫁衣裳の打掛を織りあげることらしい。とんだ夕鶴があったもんだ。
    • 普通に雅な刺繍だったので、ちょっと不満が残る。それを薄皮が着るのかよ、と言うか。もっと禍々しい、虎眼先生の顔とか転写されてるような打掛をですね。
  • 第二回茉子偽装結婚作戦。今度は白無垢。三つ指での膝行は武家の子女の嗜みとか脳内で呟きながら見ていたが、特にそんなシーンはなかった。当たり前だ。
    • 「さて、もう一度嫁に行きますか」と言う男前な茉子のセリフはどうかと思う。バツイチみたいじゃないか。
    • 念のためもう一つ策をねっておこうby殿。軍師的ポジションの奴が居ないから、指揮も策謀も全部殿がやらなきゃいけないのね。頼りになりすぎるわ。
    • さらわれる茉子。外道衆「お前がシンケンジャーだってことはお見通しだったのさ!ついでに本物の花嫁も攫っておいた!」流之介「おっと残念。それは私のコスプレだ」
    • 何故流之介に花嫁衣装を・・・。まだ、ことはがいたのに・・・。
      • 「その方が面白いからだ!」と言う声が聞こえてきそうな花嫁流之介のナイス笑顔&ガッツポーズ。どうよ。
  • VS薄皮太夫
    • 表に出た薄皮太夫を、五人それぞれ思い思いのポーズで待ち受けるシンケンジャー。まるでチンピラのグリーンと、陣をめくって現れてやはり笑いを提供してくれるブルーがブレない。
      • 一方、ピンクはちょっと有頂天だな。何でいきなり木に登っているのかな。
    • 薄皮太夫は三味線仕込杖の居合戦法。斬って相手の脇を通り抜けてから爆発が起こる。かっちょいい。
    • シンケンジャー二人相手なら五角以上に戦えるが、五人全員相手だと厳しい。と言う力関係。薄皮太夫には強いイメージがないなあ。
    • 一方、五連大筒砲を防ぐHERE COMES A NEW CHALLENGER腑破十臓。只者ではないオーラを漂わせすぎてるぞ。
  • 巨大戦。
    • 早くも劣勢になって見切りをつけられる兜折神が前回に引き続き不憫でならない。カジキシンケンオーの慇懃無礼剣で三体まとめて斬り殺される大ナナシも不憫でならない。
      • 舵木ディスクはそのまま流之介の所持品になるのか。今後も分配されていくのかね。

侍戦隊シンケンジャー VOL.2 [DVD]

侍戦隊シンケンジャー VOL.2 [DVD]