『侍戦隊シンケンジャー 第七幕 舵木一本釣』

あらすじ
過去に失われた強力な折神、舵木折神が発見された。その探索に丈瑠は流之介を派遣する。暴走して海を泳ぎ回る舵木折神は、流之介のモヂカラを持ってしても困難を極めた。
一方、アヤカシ・ヤミオロロの襲撃により、流之介以外の四人はヤミオロロの毒を受けて倒れてしまう。
モヂカラの使いすぎて気絶したところを、偶然通りすがった、かつて先代シンケンレッドに仕えていたと言う男・朔太郎に助けられ介抱を受けた流之介は、仲間たちが倒れた報せを受け、一刻も早く舵木折神を捕獲するため海に戻る。
先代の死に戦う意味を見失っていた朔太郎は、そんな流之介に「そんなことをしてなんになる。死ねば全て失うだけだ」と諭す。しかし戦いの中で、丈瑠たちとの間に戦う意義と絆を見出していた流之介は、その制止を振り切る。
その流之介の姿に感銘を受けた朔太郎は流之介に協力、舵木折神の捕獲に成功する。
舵木折神の持つ浄化の力で毒から回復したシンケンジャーたちは、シンケンオーの新形態、カジキシンケンオーを駆使してヤミオロロを撃退する。
そして朔太郎もまた、戦う意義を取り戻し志葉家に帰還。流之介たちに知られることなく、再び黒子として、蔭から彼らを支えると誓うのであった。

感想

  • 流之介回。
  • 殿は既に烈火大斬刀と言う名のカジキを持っているのに、さらにカジキを所望するのか。ダブルかじきか。牛鬼か。
  • 流之介が舵木を任されたのは、単純に彼が水属性だからなんだろうけど。「お任せください!」とか言いながら釣竿を振り回す姿の似合うこと似合うこと。
    • 釣竿のリール部分が秘伝ディスクになっているのにちょっと笑う。
  • 今回のアヤカシはなんか適当っぽいので割愛。あんな不意打ちでやられる殿の姿は見たくなかったよ。
  • 朔太郎。なんだこの日曜朝の釣り番組にいそうなイケメンは…と思っていたら志葉家関係者。
    • てっきり先代シンケンブルーなのかなあと思っていたけど。
    • 志葉家やめたら職を失ったも同然なんだよなあ。志葉家やめたけど、燻るものがあって、再就職する気にもなれなくてフラフラしてたとかだといいね。
  • そして捕まる舵木折神。でけえ。
  • 結局烈火大斬刀大筒モードですか。兜折神の立場は。違いは。
  • そして巨大戦で、たった二週で文字通りお鉢を奪われる兜折神が不憫や…。しかも、カジキシンケンオーって。
    • カブトシンケンオーはまだ判る。だがカジキシンケンオーって。
    • 必殺技には吹いた。これあれじゃないか。平田弘史の『血だるま剣法』に出てきた、あの奇剣じゃないか。
      • やる夫のAAを彷彿とさせる「はいはいどーもすいませんでした」斬り。火力足りて礼節を知る。
  • 朔太郎の帰還。
    • まさかの黒子。黒子にも人格があるのか…。ちゃんと家臣なんだなあ。給料もらってんだろなあ。ハローワークとかにも「黒子職。陣を張りながら太鼓を叩いたりするだけの簡単なお仕事です」とか書かれてたりするんだろうか。

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