『侍戦隊シンケンジャー 第四話 夜話情涙川』

あらすじ
流之介がホームシックに掛かり、その反動で唐突に他のメンバーの世話を焼こうとしては煩がられる。
そんな空回りの流之介を見て、ダメ男に目が無い茉子は逆に流之介の世話をし始めるのだった。
野球少年の夢と心を弄ぶアヤカシを、二人の協力技で撃退する。

感想

  • 流之介と茉子の回。
  • 流之介はウザイな!本当にウザイな!
  • そして茉子のツンデレツン属性とダメ男好き属性と料理下手属性とてんこ盛りの回。程がある気がするが、後々さほどの追加属性が無かったので、もうこの回で彼女のキャラは完全に確立されていたのであろう。流之介もだけど。
    • というか、殿以外の四人はほぼ、最初からブレがないキャラ設定だったのかな。キャラクターを守ったまま成長したというか。
  • アヤカシ・ナミアヤシはデザインが無駄に格好いいけどドウコクも認める気持ち悪い変態、と言う美味しい敵。やったことも子供を騙して弄んで泣くのを楽しむと言う大層趣味的な外道で、いいデザインだった。
    • しかしなー。野球少年に、「野球を捨てたら死んだおじいちゃんを生き返らせてあげるよ」→頑張って足をけがして野球できなくなった→「嘘だよ」て。まさに外道
  • 今回も、話の流れが上手いんだよな。流之介が歌舞伎役者の夢を捨てた未練でホームシックになる→茉子の琴線に引っかかる→茉子も夢を捨ててシンケンジャーになったが、またいつか夢は叶えるつもりと諭す→立ち直る流之介→今回のアヤカシが、野球少年の夢を踏みにじる→激怒する二人。と。キャラクターのエピソードと話の展開がキチンとまとまっている。
    • 「今は夢を捨てたけど、捨てた夢はまたいつか拾えばいい」は名台詞。茉子さんマジ男前っす。
  • 巨大ロボ戦も、シンケンブルーとシンケンピンクの合体技。ブルーの龍折神がピンクの亀折神を上空から落として敵にぶつけると言う鬼のような技。


よし、これでようやく二巻に行けるわ。