『侍戦隊シンケンジャー 第二話 極付粋合体』

続けて第二話を見る。DVDには4話分入っているからね。

あらすじ
主君の下に集った4人の家臣、ブルー、ピンク、グリーン、イエロー(年齢順)。今後は志葉家の屋敷にて修行と外道衆との戦いの日々を過ごすことになる。
しかし彼らに対する丈瑠の態度は冷たく、そんな彼にシンケングリーンこと谷千明は反発する。
一方、三途の川にて雌伏の時を過ごす外道衆たちは参謀シタリの発案のもと、今後の方針を固めていた。人々の嘆きの声が届くと、三途の川はその水かさを増す。よって人々を苦しめ、最終的に三途の川を人間界まで溢れさせ、全てを外道の世界に変えてしまおうと言う計画である。
計画実行のため、また人間界に姿を表すアヤカシとナナシども。討って出るシンケンジャー。その戦いの中で、シンケンレッドが見せた人々を守る覚悟を目の当たりにし、4人の家臣、とりわけ千明は心にしこりを残しながらも、丈瑠のことを認めるのだった。

感想

  • 冒頭のモヂカラ修行シーン。
    • シンケンジャーたちはモヂカラにより、自分の属性に関係のあるものなどを空中に文字を書くことで呼び出すことが出来る。水属性のシンケンブルーは「沫」と書いて水しぶきを作り出し、土属性のイエローは「石」と書いたら石が出る。
    • 書いても何も出てこないシンケングリーン谷千明。その理由がジイ曰く「書き順が違う!」なるほど。こうやって子供たちに、漢字の書き順の大切さを教えていたのか。流石シンケンジャー
      • しかし、属性関係なしに「馬」と書いたら白馬が出てくる殿様のモヂカラはやはり半端ないな。
  • 丈瑠の「役に立たない奴はいらないぜ」発言にキレる千明。他の家臣も困惑。
    • 初期丈瑠はこんなに冷たかったんだなあ。もちろん、本音は皆を危険な目に合わせたくないツンデレ事情なわけだけど、ここまでダウナーだったとは。
      • もしかして終盤発覚の影武者事情が、既にこの一話二話から関係しているんだろうか。だったらすごいな。
  • 不満とかを募らせる家臣たち。一人修行するイエロー。
    • シンケンイエロー花織ことはの、溢れんばかりの笑顔。やっぱり、ことはちゃんはええ子や・・・。
    • 「うち、剣と笛しか得意なことあらへんから、家の手伝いも出来んし、シンケンジャーに呼ばれてほんま嬉しかってん」シンケンジャーは就職先か何かなの?
  • 今週のアヤカシ。
    • この声は郷里大輔さん・・・!出てたのか!
    • 外道衆は、人間界に来るときはビルとビルの間とかの、何らかの隙間を入り口にして三途の川からやってくる。D4C!バーニングダウンザハウス!と言うわけで、自動販売機の下からワラワラと現れていきなり暴れる化け物ども。いやこれ普通に怖いよ。
  • 撃退に臨むシンケンジャー。調子よく戦っていたが、イエローの巨大手裏剣が間違えてレッドを襲う。
    • この後、「努力してても駄目な物は駄目なの!結果だそうよ!」と説教する殿。ことはの健気な一人修行シーンを挟んだ上でのこの展開。本当にこれ子供向け番組か。
  • おでん小ネタを挟みつつ、シンケンオー登場。あれだけ動きにくそうな箱パーツで構成されたシンケンオーだが、そこそこいい感じで殺陣をしていて格好良かったです。
  • シンケンブルー池波流之介の行水オチで締め。もうこの頃から、「とりあえず流之介に馬鹿やらせておけばなんとかなる」みたいな空気は出来上がっていたのか・・・。

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