『天地人』第1回

阿部寛があまりにも阿部寛だったのでメモ。
一人でバリケードを切り刻んだり、飛び交う矢を弾き飛ばしたり、腕を刺されても「フン!」と軽く振り払ったり、いきなり北斗七星がどうの言い始めたり。世紀末救世主か。
一昨年の『風林火山』は中途半端にチェックしていたので、折角だから見た。時代的に、あれのちょっと後なので感覚的には続編みたいな気分だ。長尾景虎が輝虎にバージョンアップしてたり。だが、どういう出来事を経ればGacktが年を重ねて阿部寛になるのか。共通点はどっちも戦国無双で変態だってことだが。あとシスコン。
冒頭にチラッと出ていた景勝&兼続&三成。兼続は声が緩やか過ぎて大河向きじゃないなあ。一年の間にある程度慣れるとは思うけど。智将・軍師な訳だし、デフォルトで愛だ愛だ言いながら腹の中ではとても黒いこと考えてるくらいのがいいんだけど、テーマ的に無理そうか。景勝が主役なら、そういうポジションにも出来たろうに。あと、三成が秀吉に偉そうなのが違和感。隆慶一郎とかのせいだ。
とりあえず、阿部寛が出てくる兼続幼少編は間違いなく楽しめそう。あと2話有るか無いかだけど。