2008年40号

四大少年誌(ジャンプ、チャンピオン、サンデー、マガジン)の中から、今週特に印象に残った8〜10本の感想を書くコーナー。
ここ最近自分の容量で間に合わない感じの状況だったので、書きたいと思いつつ書かないでいたらいろいろと忘れてしまった。やっぱり三冊とも買っておけばよかったんだ。

  • 範馬刃牙
  • あらすじ:ついに炸裂した真マッハ突きは、ピクルからダウンを奪う。しかしそれと引き換えに克己の右手は砕けてしまった。
  • 真マッハ突き。真マッハ蹴り。真マッハ手刀。覚醒の直後にさらなる覚醒をする、愚地克己灼熱の瞬間。
    • 感動をありがとう。もういい、お前はよくやった。と抱きしめてやりたくなるナイス克己であった。

魔人探偵脳噛ネウロ

  • あらすじ:陥落したジェニュインから情報を引き出そうとしたネウロだったが、あと少しのところでシックスへの忠誠を取り戻したジェニュインはその場で自爆して果てたのだった。
  • 男の魅力でシックスに負けたネウロの図、ということなのか。ネウロはただジェニュインを圧倒的な力で調教しただけだけど、シックスは彼女の性格や本性を見抜いて適格な調教をしていたようで、人間の細かな機微を理解できない魔人と、人間の心の隙間を見逃さないシックスの差という奴か。
    • 一応、情報は引き出せなかったけど一番動きがよさそうな幹部は潰したんだからネウロの一方的な負けじゃないとは思うけど。
  • 何にせよ回想内のジェニュインは、孤独を取り戻したときのアヤ・エイジアくらい輝いていたと思う。

弱虫ペダル

  • あらすじ:隠し技で先んじる鳴子だったが、予想をはるかに超える斜度の前についにデッドヒートから脱落する。再びトップに立つ今泉を、坂道は鳴子から檄をもらって猛追する。
  • カラー表紙に巻頭カラーに二話掲載。渡辺先生は化け物か。
  • 最初に脱落したのは鳴子。やはり今後、彼の持ち味は平坦な道のスプリントで活かされることになるのだろう。チーム戦になるのか?
  • 流石にひたむきさだけで今泉には勝てないだろう。回転数を上げたことによる足の疲労で勝敗は分かれる気がする。気持ちは前を向いているのに全然足が動かないという初めての経験に愕然とする坂道の図、あたりでどうか。

ワンピース

  • あらすじ:レイリーの助けでなんとか脱出できそうに見えた麦わら一行だったが、本物(?)のくまが出てきてゾロが消されたりしてやっぱり大ピンチ。
  • 黄猿の技の『八咫鏡』と『天叢雲剣』。となればもう一つ勾玉な技があるのだろうが、なんだろう。超強力な光弾を発射するとか?

月光条例

  • あらすじ:シンデレラの絵本の世界を守るため、中に入ってシンデレラ役を代行するエンゲキブだったが、彼女はシンデレラのあらすじを知らなかった。
  • スターシステムで過去キャラがいっぱい。西の長も21世紀を迎えて今更あんな役を当てられるとは思わなかったろう。
  • エンゲキブはアホの子。最後までの流れを見て、この子大丈夫かと本気で心配になった。こういうノリの時の藤田先生も実はちょっと心配だったりする。

賭博覇王伝

  • あらすじ:零を加えた三人の男が、己の命をかけてクイズゲームに参加する。
  • 司会の男のいらつかせ方が素晴らしい。「生まれた瞬間でも顔のパーツを見れば、大体どんな顔になるかわかりそうなものなのに!」人の名前なんてどうしようもないことに、ここまで容赦のないことを言う奴は初めて見た。クライベイビーに折り曲げられてしまえばいい。


よし、これでようやく、各先週号が読める。ジャンプなんて二号遅れだ。