2008年36号（チャンピオン・サンデーは合併号）
四大少年誌（ジャンプ、チャンピオン、サンデー、マガジン）の中から、今週特に印象に残った８〜１０本の感想を書くコーナー。
サンデーの新連載ゴルフ漫画。読んでる途中、「あれ、これマガジンだったっけ？」と雑誌の表紙を確認してしまった。三ツ星のスペシャリテといい、最近の小学館は傍若無人系主人公強化月間なのだろうか。
ワンピース
- 黄猿＆量産型くまＶＳ四人のルーキー。
- ジュラジュラの実のドレーク（適当。ティラノは白亜紀だっけ？）と、音を操るアプー。これで一応、全ルーキーの能力が一通り紹介されたことになるのか。自然系の能力者はいないらしい。
- ドレークは海軍少将なので、あのスケアリー・モンスターズ形態で六式とか使ったらいいと思う。明らかにＣＰ9の連中より強そう。ワラワラの実の降魔の相もえらく格好いい。それなのに二人とも、ビームがあると判っている敵に真正面から向かっていったり、「うおっ！まぶしっ！」になったり、扱いがいいのか悪いのか判らん。
- 多分吹っ飛ばされてから怪獣サイズになって戻ってくるだろうウルージにしろ、いいところ持ってったアプーにしろ、どいつもこいつも実に格好いいが、そんな奴らを皆蹴散らしてさらに格好良さを挙げるであろう黄猿から目が離せない。こいつを倒すには、銀ぎつねのフォクシーを呼んでくるしかあるまい。ノロノロビームなら、あの光速ビームすらも無力化できるのではないか。
- 二話掲載。皆に激励される中、克巳VSピクル開始。
- 育ての母、生みの母、バキ、父（師）、門下生、親友＆親友の先生。全てに激励されつつ強敵に挑む姿は、完全に主人公なんだけど。もう判った。この際、結果がどうとか考えるのはやめる。今は全力で克巳を応援するよ。覚悟は絶望を吹き飛ばすから幸福なんだよ。
- ドイルが足りない。当たり前のようにあの場に混じって、盲目でセ・イ・ケ・ンをしているべきだ。板垣先生が忘れているのかも知れないが、途中からでも出てこないかな。
- 開始早々、（多分）旧マッハ突き。やっぱり心配だなあ。克巳は肉体そのものの防御力がそんなに高くないからなあ。
- スカーフェイスは袋とじだったので読んでない。今時袋とじがある少年誌なんて、チャンピオンくらいだ。
- エスパーがスポーツする大変さに悩む皆本。その脇で、中学生編初のチルドレン出動。
- 三人娘のエロスが若干生々しくなりつつあるので、皆本は大変だ。皆本は不思議なことに変態じゃないのでとにかく大変だ。
- 乙女と親父がせめぎ合う薫。これが、「親父的なのは努力して直した」と語る未来の薫に繋がっていくかと思うと、寂しいようなこれからが夢一杯のような。
- 皆本の夢。ネタいっぱいなのはともかくとして、スポーツ一つでいろいろ気を使わなければならないエスパーの社会生活はやっぱり大変なんだろうなあ。今回のエピソードである程度解決する話題なのか、中学生編通して付き合っていく話題なのかが気になるところだ。
- チンピラから女の子を助けて「感謝してもらえるかなー」と思ったら女の子はチンピラとグルだったので感謝どころか怒られて落ち込んでるところに通りすがりの夏帆にさらに追い討ちを掛けられた。
- 船橋の落ち込み方が良い。全くの無表情で（いつもだけど）自分が考えていたことややったことを夏帆に全部さらけ出してしまっているところが、彼の中の困惑とか自己嫌悪を上手く表現していることよなあ、悩める高校生だなあ、とニヤニヤ。
- そこでフォローできない夏帆。いくらなんでも流石にこれは船橋が可哀想で、姉崎先輩も通りすがればいいのに。
- ついに今泉と鳴子に追いついた坂道。後半のデッドヒートが始まる、か？
- なんかこれ、来週で最終回なんじゃないのっていうくらい真っ当な盛り上がり方。あまりに順調すぎて逆に不安になってきた。映画の『クライマーズ・ハイ』で根拠の無い不安を覚えていた堺雅人みたいな気分で。「何かこれ、上手く行き過ぎてる気がしませんか」
- ロードレーサーに乗ると筋肉が過敏になって周囲の事柄が手に取るように判る的発言→それを無意識に会得している坂道の流れが素晴らしい。特定の条件でスイッチが入るみたいな描写は格好いい。
- 週末にツール・ド・フランスの再放送がやっていたので、とりあえず録画しておいた。
- ジェニュインの調教宣言を聞いてぶちキレるネウロも調教宣言。
- 「狂信できる対象さえ与えてやれば、信者は勝手に進化していく」発言。アイマス職人のことかー！
- ネウロの凶相を見てうろたえるジェニュインが何か可愛い。と言うか、血族の割りにいまいち脇が甘い雰囲気があるなあ。ここから更なる本性とか見せてくれることを期待。
アイシールド２１
- モン太ＶＳ鷹。ついにモン太がキャッチ勝負で勝利をもぎ取り、デビルバッツ初得点。
- 思い返せば、最近のモン太のライバルはイケメンばかり（鷹、プテラクローの人、桜庭、少し落ちて一休）だったので、彼の精神的重圧はいかほどであったろうかなんてことを考えていた。
