P4日記 その5

以下ネタバレを含む。3のネタバレもあるかも。


6/7までクリア。
現在までのあらすじ
 もう一度マヨナカテレビを見て、一同はそこに映っている男子生徒が、先日テレビの暴走族特集で出ていた巽完二であることを確認する。
 学校にて顔を揃えた自称特別捜査隊の面々は、以前に完二と面識があった雪子に連れられ、彼の実家である巽染物店へと足を運ぶ。完二の母親と話す一同は、店内で一枚のスカーフを発見する。それは最初の犠牲者である女子アナウンサーが見につけていた物と同じものだった。男女ペアのオーダーメイド物だったのだが、結局男物の方の購入をキャンセルされたため、店においてあるのだと言う。
 最初の犠牲者の女子アナ。次の犠牲者は、彼女の第一発見者。三人目の犠牲者に選ばれた雪子は、その女子アナが隠遁していた旅館の娘だ。そして今危機が迫っている完二もまた、このスカーフの売買と言う形で、女子アナと繋がりがある。とても細い糸だが、確かに繋がっている。陽介たちはそう推理していた。
 肝心の完二は、まだ拉致されてはいない。聞き込みを終えて染物屋を出た四人は、偶然店の外に居た完二と遭遇する。見知らぬ少年と会話していたらしい完二だったが、四人を見かけてすげなく追い払ってしまう。
 翌日、また謎の少年と会っている完二を尾行するも、失敗。最近おかしなことは無かったかと陽介が尋ねても、耳を貸すことなくまた追い払われる。うまく話を進められずやきもきする一同。そうこうしているうちに、完二はその日の夜、自宅から姿を消してしまう。
 完二はもうマヨナカテレビの中だ。判っていたはずの事態が結局起こってしまったことに悔恨を覚えながらも、一同は完二救出のためにテレビの中へと向かう。完二の情報を集め、クマに突き止めてもらった場所は、むせるような熱気に包まれたサウナであった。
 雪子の時と同じく、そこで一同は普段の彼からは想像もつかぬ姿をした完二のシャドウと遭遇する。シャドウを追いかけサウナの最奥に辿りつくと、そこにはシャドウと相対する完二の姿があった。
 完二の心の底にある弱さと、願望を指摘するシャドウに完二は激昂する。
「違う!てめえはオレじゃねえ!」
 怪物の姿へと変貌し、完二に襲い掛かるシャドウを、四人は撃退する。完二はシャドウが自分であることを認め、己の弱さと向き合う。シャドウはペルソナ『タケミカヅチ』へと姿を変え、彼を守る心の力として、完二の中に宿っていった。
 そのまま体力が尽きて倒れる完二を抱え、一同は現実世界へと戻る。数日後、何とか登校できるようになった完二は四人に今までの非礼をわび、救け出してくれたことへの感謝を口にする。そして、自分をこんな目に合わせた奴をとっちめたいと言う理由から、特別捜査隊に入れて欲しいと四人に告げるのであった。


感想
 雪子のシャドウに関しては、事前にラッシュムービー等で少し映っていたこともあって心の準備も若干出来ていたのだが。完二のシャドウは全く事前情報が無かったので、最初に見たときには本当にびっくりした。これかよ、みたいな。これは同人誌が一杯出るぜ。詳しくは言わないが、完二の声優が関智一なので、通常の完二の声がドモンでシャドウの完二の声がスネ夫な感じ。まあ、良いキャラだなあと。
 今回はダンジョンに潜るのが昼で、夜は自由行動と言うか普通に寝られる。3と違って、これなら主人公も過労死することもあるまいと割と安心してみていられるのがいい。やっぱり3は、スケジュールに無理があったよ。放課後からパラメータを上げまくってコミュ伸ばしまくって夜になったらダンジョン行って。小学生の夏休みの計画並に無茶な行動パターンだった。
 いよいよメンバーも賑やかしくなってきて、季節は夏に突入する。友人は既に10月まで進んでいるらしいので、負けずに頑張ろう。出来れば、年内にはクリアしたい。