P4日記 その3

以下ネタバレ。3のネタバレも含むかも。



5/9まで終了してるけど、4/30までで書く。
あらすじ③ 里中千枝・天城雪子編
 次の雨の夜。主人公たちは自宅で、マヨナカテレビを注視する。そこに映った人間こそが、次の犠牲者に選ばれたものだからだ。深夜0時。電源を落としたはずのテレビの中に映りだしたその顔は、またもや三人が見知っている者だった。
 天城雪子。この稲羽市で唯一の観光名所である『天城旅館』の次期女将であり、主人公たちのクラスメート、そして千枝の親友でもある少女だった。


 翌日学校で集まった三人は困惑しながらも、学校に来ていない雪子のことを心配する。が、すぐにテレビの中へと向かうことはなかった。マヨナカテレビに映っていた雪子は普段学校で見せる物静かな姿とはまるで違う、ふざけた口調と仕草を振りまく明るい少女になっていたからだ。あれが本物の雪子とは、千枝たちには思えなかったのである。実際、千枝が家に電話連絡をした時も、雪子は自宅に居ることが確認できた。
 マヨナカテレビに映った人間が殺される、という推測は誤りだったのか?陽介と主人公は首を捻る。
 その翌日、やはり雪子が行方不明になっていることを知り、改めて彼女がテレビの中にいるという確信を深めた三人は、今度は千枝も連れ立って異世界へと向かう。


 異世界内の様子を伺っていたクマが、次に三人を案内したのは巨大な中世風の城であった。城内では前回の商店街と同様、現実世界での雪子の言葉が聞こえてくる。雪子が自分に対して隠し持っていた感情を知り、千枝は陽介の時と同じように狼狽する。
 そんな千枝の前に、今度は千枝の姿をした影が現れる。雪子が千枝に対して劣等感を感じていたように、千枝もまた雪子に対し、友情とは別の打算をしていたことを指摘し、千枝を追い詰める影。
「違う!私はそんなじゃない!あんたなんか私じゃない!」
 陽介の時と同じである。その拒絶の言葉で千枝の影は解放され、化け物と化す。
 千枝に対し牙を向いた化け物を、主人公と陽介は撃退する。己の本音を自覚したことで、千枝は自分の中の弱い部分を認めた。そして影はペルソナ『トモエ』へと姿を変え、千枝のところへと舞い戻っていった。
 雪子に、謝らなければならない。千枝は新たな決意を胸に、改めて主人公たちと共に雪子救出へと乗り出すのだった。


 たどり着いた城の最上階には、二人の雪子がいた。旅館での服装である着物に身を包んだ雪子と、派手なドレスを着た雪子。後者は最初にマヨナカテレビに映っていた、雪子の影であった。
 影は、雪子の境遇を、常に抱いていた不満を、密かに持っていた願望を皆の前で吐露する。陽介や千枝と同じように雪子もまた、自分の醜い部分を披露する瓜二つの影を容認することは出来なかった。
「そんなこと、思っていない!あなたは私じゃない!」
 解放され化け物になった影から、雪子を守る千枝たち。三人の力で、再び雪子の姿に戻った影と、雪子は正面から向き合う。
 己の心を認め受け容れる雪子の前で、影は彼女の人格の鎧、ペルソナ『コノハナサクヤ』へと姿を変えるのだった。


 千枝と雪子は互いの傷を知り、絆をさらに強固な物とする。新たなペルソナ使い二人を加え、主人公たちの殺人事件捜索は続く。


感想
 上のあらすじでは何か一気に解決したみたいになってるけど。クマ曰く「現実世界に霧が出る時に異世界で霧が発生する。その時にシャドウが活性化して人を殺す」と言うことで、逆に言って霧が出るまでは中の人が死ぬことはないとかで。霧の日までしばらく余裕があるからと言うことで、行方不明になってから実際に救出するまでのんびり10日くらい掛けてた。でも、それって何気に酷くないですか。10日も食事もあるかも判らない謎空間に閉じ込められてるわけだし。でも陽介もベルベットルームの人も、「そんなに急ぐ必要ないから、落ち着いてコミュ発生させろや」とか言ってる。なんて薄情な連中だ。もちろん仰せに従って、のんびりとサッカー部と演劇部に入部して、部員と仲を深めたりしていた。


 しかしやはり、今回のペルソナゲットイベントはいいなあ。シリーズでおなじみのフレーズである、「我は汝、汝は我」というペルソナとのファーストコンタクトを180度転換させてるという。「いや、違うよ汝は我じゃないよ」言われてペルソナ逆上。主に襲い掛かって、殴り合って分かり合う。絆ですよ絆。


 今のところ全滅はしていない。ジライヤがとても心強い。物理、魔法と共にメンバー最強。3から引き続き出てるシャドウは、弱点とかも一緒なので助かるなあ。