P3日記その7

ネタバレあり。


最近停滞気味だったが、下の動画とかを見てやる気が涌いてきたので再開。11月6日までクリア。



風花とゆかりが心の壁をぶち破りパワーアップ。
校舎屋上から望む青空がやたらと綺麗なのが新鮮だった。普段は放課後しか屋上に行けないくて、夕暮れ空の印象しかなかったので。
真田先輩は親友が死んだのがきっかけでペルソナ進化したのに対し、風花は親友の転校がきっかけでペルソナ進化。だいぶ差が有るように見えるが、「自分を取り巻く環境が変化したので、自分のやりたいことを再確認する機会が出来た」という点では同じなのだろう。


コミュイベントの時にも考えていたことだが。
このゲームでは割と大勢の人間、それもゲームのシナリオとは何も関係が無い老若男女さまざまな立場の人々の、さまざまな悩みを聞いたり解決したりすることになる。
そのイベントをこなすことによってペルソナ生成の上でボーナスを得られるのだが、各キャラによってイベントの難易度に差が有ったり、ボーナスに違いがあったりはしない。

好きな女性に振られた同級生も、足の怪我で選手生命が絶たれそうな部活の仲間も、ネトゲのサービス終了を嘆くチャット仲間も、難病で余命いくばくも無い青年の悩みも、全てゲーム上の重要度では同列の扱いを受けている(ように見えた)。

客観的に見るとかなり異なるように見えても、当人たちがそれぞれの問題に対して真剣に苦悩しているという点では同じだ。悩みの深刻さというのは、実際の度合いよりもその問題が「本人の心の内のどれくらいを占めているか」で決まる、ということなのだろうか。なんとなくドグラマグラの時間論を思い出した。


ゆかりは信じたことが無駄じゃなくてよかったね、なわけだが、まだ母親との確執が残っている。てことはもう一回ペルソナ進化してもいいんじゃないですか?悩みがシナリオイベントとコミュイベントで分けられてる人たちは大変だな。