『アナザーコード 二つの記憶』 任天堂
心の衝動に従って、DSliteを購入してから早三ヶ月。それで今現在持っているソフトがマリオしかないと言うのもどうかと思い、一本購入することにした。
FF3にしようか、速読術にしようか、熟考に熟考を重ねて結局選ばれたのが、これであった。
- あらすじ
幼い頃死んだと聞かされていた父が生きていたことを知った13歳の少女アシュレイは、叔母に言われるまま父が居ると言うブラッド・エドワード島に向かう。
そこで少女は、幽霊の少年、ディーと出会うことになるのだが・・・
- 感想
「多感な少女が人外の少年と出会い、心を触れ合わせたり成長したりする」と言うシチュエーションが三度の飯より好きな私にとっては、まさにストライクなゲームなのだが。
悩んだりディーに笑いかけたり怒ったり、最後にちょろっと大人になるアシュレイを見るのは、そうした私のリビドーを満足させるに足りるものを持っていた。ので、買ってよかった。
ただ、ゲームとしては微妙。ストーリーや謎解きが貧弱で、トリックもクソも無かったりする。DS初期に発売された任天堂のゲームだし、『DSを使ってこういうことが出来ますよ』的なことを紹介する目的で作られた物だったのかも知れない。ちょっとミステリアスな雰囲気を楽しむ程度。
謎を解くのにタッチペンでこすったり、マイクに息を吹きかけたりするのは楽しい。スタンプの謎解きは、解けた瞬間吼えた。それから写真立てに物を映しこむ謎解きは、DSを傾けたり斜めから見たりしなければいけないのだが、「恐らくその時のアシュレイも、自分と同じような姿勢で写真立てを傾けたり斜めから見たりしているのだろうなあ」と言うようなドライブ感を味わったりも出来た。
- 総評
正直な所、ボリューム、内容共に物足りない。次はクロス探偵物語くらいの物がやりたいが。
ちょっと高めの青春小説を読んだと思えば、そんなものだったかも知れない。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2005/02/24
- メディア: Video Game
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- 出版社/メーカー: ワークジャム
- 発売日: 2000/09/28
- メディア: Video Game
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